【ちびまる子ちゃん】国民的アニメの2代目声優とは?今後の放送はどうなる?

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引用:ちびまる子ちゃんオフィシャルサイト

 国民的長寿アニメとして世界中に知られる『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)で主人公のさくらももこ、通称『まる子』の声を長年務めていた声優・TARAKOさんが3月4日未明に亡くなったことを、同9日、所属事務所やフジテレビ、日本アニメーション、原作漫画を掲載していた集英社の少女漫画誌「りぼん」編集部が正式発表。63歳でした。「DRAGONBALL」作者の鳥山明さんに続き日本アニメ界を代表する2人の訃報に世界中に驚きと悲しみが広がっています。

今後の「ちびまる子ちゃん」はどうなる?

 アニメ『ちびまる子ちゃん』放送開始の1990年1月7日から34年間にわたり「まる子」役を演じたTARAKOさん。原作者のさくらももこさん(享年53歳)と声が似ていることから、まる子役に起用されたそう。所属事務所・トルバドール音楽事務所から、「今年に入り病と闘いながら仕事をしておりましたが、容体が急変して亡くなりました」(原文ママ)と発表されました。突然舞い込んだ訃報により、ファンはもちろん、声優界からも悲しみの声が続出しました。

フジテレビでは放送内容にも変更がありました。

3月10日の放送内容

新作の放送予定を2015年4月5日放送分の再放送に変更。冒頭にはお悔やみのテロップを添えて放送された。

3月17日の放送内容

この日も2017年3月12日放送分の再放送に変更。10日・17日放送分は、いずれもオープニングとエンディングやナレーションの声などを差し替えずにそのまま放送された。

3月24日の放送内容

『ちびまる子ちゃん みんなに幸せいっぱい、きますように!春のお楽しみ1時間スペシャル』と題し、3月10日に放送予定だったものを含む3本の新作と2017年3月19日分の「ぜんぜん知らない親せきの人」の再放送、計4本が放送予定。この日の放が”TARAKOまる子”の声を聴ける最後の放送になるようです。

国民的アニメの声優を受け継ぐプレッシャー

引用元:木村匡也公式HPより

声優でナレーターの木村匡也(きむら・きょうや)さんが17日に自身のSNSを更新。木村さんは2021年4月より『ちびまる子ちゃん』の初代ナレーションを務めていたのキートン山田さんが声優を引退した際に、2代目ナレーターを受け継いでいます。

「私が言うしかない 次の『まるちゃん』声優 誰がなっても大プレッシャーです 私ですら死にそうでした 罵詈雑言で泣きました キートンさんと仲良なのに」「お願いです 今度のまる子の声 違うと思った時 冷静な助言か罵詈雑言なのか 考えて書いてくれれば幸いです タラさんのために」

木村匡也 Xより引用

と、”2代目”を受け継いだ際の自身の辛かった思いと、今後決まる”2代目”を受け継ぐまる子の声優とTARAKOさんを気遣った思いをつぶやいていました。

「ちびまる子ちゃん」歴代主要キャラクターの声優

長寿アニメだからこそある、登場キャラクターの声優交代。「ちびまる子ちゃん」ではこれまでにも声優の交代がありました。主要キャラクターの歴代の声優さんを振り返ってみます。

キャラクター担当期間声優名
さくらさきこ(おねえちゃん)放送開始~水谷優子
2016年6月~豊嶋真千子
さくら友蔵(おじいちゃん)放送開始〜富山敬
1995年9月〜青野武
2010年6月~島田敏
浜崎憲孝(ハマジ)放送開始~折笠愛
柏倉つとむ
富田太郎(ブー太郎)放送開始~松井摩味
1995年~2004年(松井休業中の代理)大塚海月
2019年~永澤菜教
大野君放送開始~山口勝平
1991年~沼田祐介

34年の放送期間で主要キャラクターだけでもこれだけの交代がありました。先代と似たような声の方が抜擢されることもあれば、新たなキャラクター像が生まれることもあります。「まる子」の後任は誰になるのか、続報を待ちたいところです。

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